9月の活動

こんばんは、9月19日に久しぶりに感染予防対策をしっかりとした上で活動を行いました。 7月 8月は酷暑により機関車の表面温度が軽く60℃近くまで上がってしまいまい活動どころではないため久しぶりの活動です 前回の再塗装から早10年 所々塗装の痛みが目立ってきたので少しずつ再塗装工事を始めました。
どこから進めて行こうか協議した結果 煙突とテンダーから再塗装を始めることになりました。写真は パーツを外した状態ですテンダーは一見綺麗に見えますが...
近くに寄って見るとパテ(車の板金などに使われる粘土のような物)が剥がれてボコボコになっているのがわかります。なぜこのようになるか説明致しますとパテは便利な反面 紫外線によって少しずつ劣化していきます 劣化したパテにヒビが入りそこから雨水が侵入したりするとこのようにポロっと剥がれてボコボコになってしまいます。
鉄道車体の場合は劣化した箇所のパテを落とし再びパテを盛り再塗装する方法が主流ですが今回は蒸気機関車のためすべて剥離して再塗装することになりました。ハンマーやグラインダーを駆使し根気よく剝がしていきます
こちらは煙突の塗装剥離中 こちらはパテが盛られていないのでグラインダーで削って元の地金を出していきます。
剥離作業が終わった状態 腐食による穴が空いているのでここは溶接かパテで後日修繕予定です。
「地金が出たら再塗装!」と思われるかと思いますがこのまま塗ってしまうとすぐ錆びてしまうので錆止めを塗装します
作業後の様子 まだ右端しか終わっておらず色が異なっておりますが全面行うため目立たなくなる予定です。
再塗装が終わった煙突 綺麗になりました。


作業終了後の1枚 今後も当会では453号機を末永く保存していくため再塗装や整備をで少しずつ少しずつ進めていければなと思っております。

おまけ

作業時期が前後いたしますが活動の1週間前に再塗装の準備会を行いその中で現役時に付いていたものの保存前の留置中にいつの間にか欠品していた8-20Bプレートを設置するためのステー溶接を行いました。 8が石炭が8トン 20が 水が20トン という意味です。
施工後の写真 小さなプレートですがあるとないとでは印象が全然違いますね! ではまた

D51453保存会 活動の記録

千葉県柏市に静態保存されているD51453を補修 修繕を行っているボランティア団体 D51453保存会の活動記録です

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